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隅々まで届き持続性がある!「Wリポソーム化・ビタミンC」

現在、厚生労働省ではビタミンCの摂取量について1日あたりの摂取推奨量を以下のように定めています。
心臓や血管の病気など生活習慣病の予防や抗酸化作用を期待するためには、1日に約83.4mgが必要だといわれています。
それを考慮した値として厚生労働省は12歳以上に対して1日100mgという推奨量を設定しています。

そのためか、ビタミンCって、摂りすぎたら良くないとか、ビタミンCは摂りすぎても意味がない、などの様々な声も飛び交っているのかもしれません。
実際に、一般的なビタミンC(アスコルビン酸)は水溶性なので、多く摂っても尿として排出されてしまいます。

これは、一度の摂取量が大量になればなるほどこの現象は強くなり、どんなに大量に摂取しても吸収できる限界(飽和限界)を超えて摂取することは不可能であると言われています。

また、ビタミンCには抗酸化作用がありますが、自らが酸化することで抗酸化力を持つ存在なので、どうしても酸化しやすく、ビタミンCの抗酸化力を発揮できなくなります。そして、この限界を超えるには、高濃度のビタミンCを静脈内に直接注入する《点滴》しか方法がありませんでした。


ビタミンCの弱点を補える「wリポソーム化」

少し細かい計算ですが、吸収と排出の関係に関して、経口摂取量が60mgまでなら、ほとんど100%が吸収されます。
摂取量の増加に伴い、吸収される総量は増加しますが、吸収される割合は低下していきます。

摂取量100mgでは吸収率は80%~90%(約80mg~90mg)。
1000mgでは75%(約750mg)と高いのですが、2000mgになると44%(約880mg)というように低下してしまいます。

この様に一般的なビタミンCを、一度に大量に経口摂取しても、吸収されにくくなってしまいもったいないですよね。

その弱点を補えると考えられるのが「リポソーム化されたビタミンC」です。
ここで、簡単に「wリポソーム製法」をご説明しますと……

【〈工程1〉リポソーム化】
リン脂質の二重膜、または単層膜構造を持つ球状のカプセルで栄養素を包みます。
これは、人間の細胞膜と同じ構成成分でできているため、体になじみやすく、リポソームの中に有効成分を閉じ込めることで、有効成分を守り、体の奥深く、隅々まで届けることができるのが特徴です。
たまねぎのような多重構造により、少しずつ成分が放出され、持続性がアップします。

【〈工程2〉】nanoPDS化
ビタミンCを脱水し、nano化することで、吸収性を向上しています。
また、油脂でコーティングすることで、胃酸の影響を受けずにビタミンCが小腸まで届きます。


研究者たちがおすすめする「ビタミンCの1日の摂取量」

最後に昨今「ビタミンC」の研究者たちがおすすめする摂取量の目安ですが生理的必要量は1日100~400mg。
ベストな健康状態を作り出し、それを維持するための保健量は、1日500~1000mgと言われています。また、ビタミンCには、いろいろな薬理作用があるのですが

隠れた病を持つ方、明らかな病人などが、ビタミンCの力を期待して摂るときは、1日1000~2000mg、あるいはそれ以上とも言われていているので、ぜひ目安として毎日の生活に取り入れてください。

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