植物性ケイ素コラム

植物性シリカの吸収率

非結晶性のケイ素(シリカ)は鉱物由来のケイ素に比べて粒子の大きさは60分の1以下なっております。

absorption

上記からもわかるように、植物由来のモノは非常に粒子が細かいため、カラダへの吸収率が非常に優れていると言えます。

また、ケイ素には、必須栄養素を各細胞まで届けたり、不要な物質を体外へ排出してくれる働きがあります。この働きを実現しているのが、粒子の表面にある空孔で、この空孔に栄養素、不要物が吸着して体内外に移動しております。

そして、非結晶系のケイ素は鉱物系と比較して、約100倍以上広いという特徴から栄養素・不要物の吸着性にとても優れています。

absorption2

ちなみに、もう少し上記を噛み砕くと、まず非結晶ケイ素は多孔質です。

多孔質というのは物質工学における細孔(さいこう)という微細な空孔(つまり空洞)が無数にあるもので、空洞の大きさによって呼び名や吸収率が変わります。そして、非結晶シリカは一番細かい空洞である、マイクロ孔を有しているといわれています。

以上植物性ケイ素(シリカ)の特徴をまとめると、下記のようになります。

・身体へのケイ素の吸収率が高い理由 : 粒子の大きさが鉱物系と比較して小さいから。

・身体への栄養素の吸収率が高い理由 : 多孔質で、表面積が鉱物系と比較して大きいから。

最後に、2009年1月7日(水曜日)日刊工業新聞の抜粋記事をご参照下さい。

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「シリカ粒子は粒径3~5マイクロメートル(マイクロは100万分の1)で、数百ナノメートル(ナノは10億分の1)の微細孔がある。このため粒子の表面積は1グラム当たり220平方ミリメートル。同じ粒径の通常のシリカの10倍以上になる。」

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